SLT雑記

※軽いネタバレを含みます

 

8月10日、はじめてA.B.C-Zのコンサートに参加してきました。

彼らを好きになってからテレビやラジオなど色んな媒体での活動を追いかけてきたけれど、私が一番魅力的に感じたのはやっぱりコンサートだった。パフォーマンスのクオリティーはもちろんのこと、客席のたくさんのファンを味方につけてキラキラしている姿は多幸感にあふれていて、映像を見るだけでも心から楽しそうだと思えたからだ。だからチケットが届いてから、当日のことをずっと心待ちにしていた。

 

結論から言ってしまえば、手放しで楽しかった。自分の話が続いて申し訳ないが、私は思春期にアイドルというコンテンツが本当に苦手で、避けて通ってきた。数年後紆余曲折を経て今回の代々木に来たわけだが、そんな後ろめたさも一緒にすくい上げてくれるほどにA.B.C-Zの、えび担さんの作り上げる空気はあたたかく、優しくて、何も気にしなくてよいのだと思った。そして、ファンの声というのはこんなにもダイレクトに届いてしまうのかと驚いた。序盤のメドレーから、いいところをぎゅっと凝縮したようなセトリは、やりたいところを全部やってしまおうという心意気が伝わってくるよくばりなものだったし、そういったエネルギーのやりとりを感じるたびに、彼らを好きになって良かったなあと思った。

 

5人を好きになって、個人に向ける熱量は均衡したまま続いていたから、もしかしたらこのコンサートで特別ができるかもしれないと思っていた。でもコンサートが終わった今、変化がなかったので、まだ5人推しを続けていきたいと思います。笑

とはいえ、ふみとと五関くんについてとても考えることがあったので、今回は二人の話を中心に書いていこうと思います。

 

  • ふみとについて

「彼は全て分かっているのかもしれないな」と思う瞬間が何度もあった。自らがジャニーズファンであることからファンの喜ぶツボがどんなものだか分かったうえで構成をするし、「エゴサしている」と豪語し、ファンの反応がどのようなものだったか公の場で言うこともある。今回のコンサートでも例年のごとくうちわであったり、ソロであったり、ふざけるところは全力でふざけていた。「かっこいい彼は見ることができないのかな」と思った瞬間、間奏でかっこいいダンスをぶっこんできて驚き、踊り終わったと思えば「かっこつけるんじゃねーよ!」とジュニアの子に突っ込まれ、またふざけたおす。この流れに痺れた。ファンがかっこいいふみとを見たがっているのはきっと分かっているんだろうなと思った。でもおふざけは彼のアイドルとしてのアイデンティティーの一部としてしっかりと根付いているのだろうな、とも思った。

「すべて分かっている」というのは、もちろん良い意味でも悪い意味でもある。少し前、MCのことやバラエティーでのこと、報道のこと、いろんなことがツイッターで議論されていた。そんなこともきっと知っているのだろうなと思う。全てではないけれど、ステージではファンに対する答えを彼なりに発信してくれたのかもしれないと感じる瞬間があって、今回の「わかっているんだな」に繋がるのだ。

私はおふざけしている彼のことが好きだったりする。でも、かっこいい彼のことも大好きだ。というのも、どちらも一生懸命だから潔いし、見ていて気持ちが良いからだ。ステージで歌い踊る彼は、私が知っているまっすぐで一生懸命な人だったから、とても安心した。彼のことをもっと信じてみたくなった。

 

  • 五関くんについて

 

 

 五関くんについては上の呟きに集約されている。笑

抽象的な話になってしまうが、A.B.C-Zは日常の延長線上で思い切り非日常を見せてくれるマジシャンだと思っている。そのなかでも五関くんはこれまでのノウハウやタイミング、テクニックなどを味方につけて、マジックを本物の魔法であるかのように見せることができるのだなと感じた。ソロでは放心してしまい声も出せないくらいの存在感を放っていたにもかかわらず、次の瞬間ではかわいく手をふったり、ちょこまか走る彼を見てときめかざるをえませんでした。ずるいなあ、五関くん。かっこいいなあ。

 

ブログを始めて4ヶ月ほど。最初のころの記事を読みながら考え方が変わったなあと思う部分も結構あるので驚いています。今回もこのときの気持ちを忘れないように、断片的ですが、記録として残します。