「A.B.C-Zが好きだ」という武装

 

 

8/9に横浜アリーナで行われたA.B.C-Zのコンサートツアー,5stars 5years tourに行ってきました。一年中現場のあるA.B.C-Zといえど,コンサートは一年ぶり。大阪は行かなかったのでこの日が自分の初日でした。

 大阪城ホールでの公演が終わってからいろんなレポを読んで,自分がキラキラのA.B.C-Zに立ち会ったらどうなってしまうんだろう、って何度も考えて。でも始まってしまえばあっという間で,楽しいなあ,やっぱり大好きだなあなんて思いながら,ジェットコースターのように時間が過ぎ去っていった……というのが正直な感想でした。そんなこともあってか,みんながどんなことを話していたか,どんな表情だったのか……なんて細かいことを全く覚えていなくって驚いています。終演後にお友達と話をして,少しずつ記憶を取り戻すことができました。

 

 そんなポンコツな私の頭にも,アンコールでのふみとさんの挨拶はずっと引っかかっていました。

 

「ぼくたちについてくると悔しい思いとか,ファンのみなさんもすることがあると思います」

 

 それはそれはどきっとしました。ふみとさんはその大きな目に映るキラキラの海の向こうに,冷たくて暗い川が絶えず流れていることを知っているのだなと思いました。同じくして,ふみとさん自身だってあまたの悔しい夜を乗り越えてきたのだな,と感じて,泣きそうになりました。

 

A.B.C-Zのメンバーはその性格をよく「優しい」と称されます。でもきっと,彼らの優しさはただ「優しい」という言葉だけでは済まされないような壮絶さと強さが土台にある。だからこそ投げかけられた優しさは全力で受け取りたいと思うし,改めて背中を押したいと思います。彼らとファンとの愛のキャッチボールはいつも誠実であたたかいから,それに影響されて私自身も少しだけいい方に変われた気がしています。

 

私がこれまでにA.B.C-Zを応援していて悔しいと思う瞬間は,もしかするとあったのかもしれません。でもそれを上回るくらい特大の愛情と幸せをもらうことができたから覚えていません。そして,メンバーからもらった優しさをほかの人にも配ってみようかなとさえ思える。だれがなんと言おうと,「私はA.B.C-Zが大好きだ」って胸を張って言える。彼らのことを好きになって,私もちょっとだけ強くなることができました。そしてこれからもA.B.C-Zを好きである限り,彼らと一緒に強くなっていけるのかもしれません。A.B.C-Zを好きであるという事実は,私にとってとっても頑丈な武装になりつつあります。

未来のことなんて誰にもわからないけれど,いまのA.B.C-Zならばきっと大丈夫。どこまでも行けるはず。今回のコンサートでは,改めてそう思わせてくれました。

 

ハピネスあふれるコンサートツアーをどうもありがとう。

残りのホールツアーでも,たくさんの幸せが降り注ぎますように!

そしてもう一度。A.B.C-Zに幸あれ!!